今はネオモバイル証券をサブで使っているので1株買いできるのだが、今なお日本株は100株を1単元として扱われている。米国株は1株が基本なのだから日本株も1株買いがベーシックになってほしい。というわけで1株買いは個人的に嬉しい理由を書き殴っていく。
①手を出しやすい
1単元が基本なので、新しい株を購入しようとしたら100株いきなり買わなければならない。例えばファーストリテイリングは1株約83000円(執筆時点)なので830万円必要になってしまう。まあいきなりこんなに高い株を買うような人はいないと思うけれど、1株3000とか4000円だと30万40万かかるので安月給の自分にとってはなかなか用意するのがキツイ。それにいきなり100株だと株価が大きく下がったときに心理的な影響が大きいと思う。数値でそれを見ると不安な気持ちが大きくなってしまう。
それに対して1株で買うとなると、小額からスタートできるのでちょっとずつ始めやすい。お金の手持ちが少ない人なら、ちょっと株を買いつつ、将来的に株を買うためのお金を貯めたり、株の知識や会社の知識を学んでいくことができると思う。
②利益ができたとき少量を売却しやすい
1単元だと株を売ろうとするときに100株分まとめて売ることになる。それは株を一旦手放すことになるので、大きな利益が出たとしても手放しにくくなってしまう。
1株なら、例えばある株が大きな利益を出しているので、いくつか利確して他の株に回してみたり、個人的な楽しみに使ったりとできると思う。
③分散して買える
①に書いた内容と少しダブってしまったけれど、ちょっとずつ買うということは、買うときの時間差が生じることになる。これの良いところは、例えばある株を毎月1万円ずつ買うとしたときに、ある月で買ったときの株価が1000円だったとしたら10株買うことができる(手数料等を除いて考えた場合)。次の月で買ったときの株価がちょっと下がって950円だった場合、11株買うことができる。また、分散することで株の高掴みを防ぐことができるのがよいと思う。今の例だと20株を1000円で買った場合(A)と、1000円、950円の時点で10株ずつ買った場合(B)とでは次のようになる。
Aの場合の平均習得価格:1000円
Bの場合の平均習得価格:975円(={1000*10+950*10}/20)
④後で追記